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小野クリニックでは
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日本人に多い 胃がん と 大腸がん の内視鏡による健診
● ヘリカルCTによる肺がん健診
● 採血による腫瘍マーカー検査 も行っております。
早期発見のためにも、年に一度のがん検診をお勧めします。
小野クリニックでは、最新の経鼻胃内視鏡検査(鼻から内視鏡を挿入し検査を行います)を行っています。
通常の胃カメラ(経口内視鏡)ですと、最中に「オエッ」となることがありますが、これは舌の付け根の舌根という部分にスコープが触れることでおこる咽頭反射が原因です。 |
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経鼻胃内視鏡では鼻から挿入したスコープは鼻腔を通って食道に入っていきます。
スコープが舌根に触れることがないので咽頭反射はほとんどありません。そのため吐き気をほとんど感じることなく楽に検査を受けて頂けます。
検査前に鼻腔の麻酔を行いますので、鼻の痛みはほとんどありません。
検査中に会話ができますのでモニターを見ながら質問ができるなど安全で納得のいく検査が可能です。
※これまでの経口内視鏡の設備も整っております。 |
小野クリニックでは、大腸がん検査で最も有効な大腸内視鏡検査を行っております。
内視鏡を肛門から挿入し、全大腸を観察し、病気が無いかどうかを調べる検査です。
この検査の特徴は、注腸レントゲン検査や便潜血検査でも異常なしと判定され見逃されやすい『平坦型病変』 や 『早期がん』 が発見できることです。
また、検査中に、ポリープなどが認められた場合、切除することも出来ます。(内視鏡的大腸ポリープ切除術)
ご家族に大腸ポリープや大腸癌のいる方では40才を過ぎた頃、家族歴のない方でも50才頃、便潜血検査で異常ありの方はただちに、大腸内視鏡検査を受けられることをおすすめいたします。 |
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小野クリニックでは、胸部X線による検査に加えて、ヘリカルCTによる肺がん検査も行っています。
肺がんはがんによる死亡原因の上位を占めています。(男性:第1位、女性:第2位)
肺がんは治療が可能な早期のうちに発見しにくいとされており、肺がんと診断された方の5年後生存率は10数%程度と低めです。
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ヘリカルCTは体を輪切りにした写真を撮影することができ、死角がほとんどありません。そのため通常のX線撮影では描写する事が難しい1cm未満の病変を確認する事が可能で、がんの早期発見に大変有効です。
また、画像診断と併せて 『喀痰細胞検査』も行っています。
肺がんは、痰の中にがん細胞が排出されることも多いため、痰に混じった細胞を顕微鏡で調べ、がん細胞がないかどうかを調べます。
(気管支内視鏡を入れて粘膜を擦り取り、それを顕微鏡で調べることもあります。) |
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体内に腫瘍ができると、健康な時にはほとんど見られない特殊な物質がその腫瘍により大量につくられ、血液中に流出します。この物質を「腫瘍マーカー」といいます。
腫瘍マーカーは、がんの発生臓器と強い関連性を持つ特徴があるため、血液中にこの物質が基準以上に出たときは、がんがあることが推測されます。
腫瘍マーカーの検査は、現状ではまだ確定検査とはいえず、腫瘍マーカーが陽性だからといって必ずがんがあるわけではありません。診断は、ほかのマーカーも参考にしながら、超音波検査やX線CTなどの画像診断、生検などを総合して判断します。
また診断が確定した後、がんの進行程度の判断や治療後の経過観察、再発や転移の発見にも役立てられています。
検査は採血のみで行えるため、時間もかかりません。数値の上昇はがんの進展に比例することが多いため、継続的に検査を受けられることをおすすめします。
【主な検査項目】 (●=特に有用性が高いもの、○=有用性が認められるもの)
項目/臓器 |
肺
が
ん |
胃
が
ん |
膵
が
ん |
大
腸
が
ん |
肝
が
ん |
胆
嚢
が
ん |
子
宮
が
ん |
卵
巣
が
ん |
前
立
腺
が
ん |
CEA |
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○ |
○ |
● |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
SCC抗原 |
● |
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● |
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シフラ |
● |
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AFP |
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○ |
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○ |
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エラスターゼT |
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CA19−9 |
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○ |
● |
● |
○ |
● |
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○ |
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CA125 |
○ |
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○ |
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○ |
● |
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PAP |
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PSA |
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γ-セミノプロテイン |
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PRO-GRP |
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